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有名女性誌の出版社、廃業へ=20誌が休刊

2020.05.01 コロナ
国内の有名女性雑誌を出版するブルー・インク・メディアが4月30日、業務を停止した。これを受け、同社発行の20誌以上の女性誌の紙面版と電子版の両方が休刊に追い込まれた。  アズリザ・タジュッディン最高経営責任者(CEO)は「ここ数年は新たなデジタル・サービスが出てきたことで大きな困難にあった」と説明。デジタル化に投資も増やしたが赤字が増える一方で、活動制限令(MCO)の発令で先行きが見通せなくなったとして業務停止に踏み切った。  200人いる従業員は解雇措置とし、手続きに入るもようだ。  同社は1974年に設立され、2006年にはシンガポールのSPHマガジン社と合併した。英語、中国語、マレー語で女性誌を発行。『コスモポリタン』、『ウーメンズ・ウィークリー』、『マリ・クレール』など20誌以上の人気女性誌を発刊し続けてきた。同社のサイトはすでにつながらなくなっている。
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