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労働組合会議「経済活動再開は時期尚早」

2020.05.02 コロナ
 マレーシア労働組合会議(MTUC)のソロモン事務局長は5月2日、ムヒディン首相が導入を固めた、4日からの経済活動の再開は「時期尚早で労働者を危険に陥れる」として批判した。  同事務局長は「国内の新型コロナウイルスのまん延は終わっておらず、脅威はまだ残っている」と主張。再開3日前に突然発表したことについても「条件を理解させるためにも時間がもっと必要」として条件付き活動制限令(CMCO)の撤回を求めた。  4月25日から5月1日までの新たな感染者数380人のうち248人(65.3%)が国内感染で、海外帰国者の感染よりもはるかに多いと指摘。再び波が到来し、多くの労働者が感染する恐れもあると懸念を示した。  経済活動の再開に伴い、「保健省が作成した活動再開条件を各企業がしっかりと守れると保証があるのか」と疑問を呈した。
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