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政府、外国人出稼ぎ労働者のPCR検査を義務化

2020.05.04 コロナ
 イスマイル・サブリ上級相兼国防相は5月4日、外国人出稼ぎ労働者に対するPCR検査を義務付けると発表した。ここ数日間に見つかった新型コロナウイルス感染者の多くは出稼ぎ労働者であるため。  同相は、「すべての業種が対象となる」とし、まずはクアラルンプールとセランゴール州から検査を始めると述べた。「検査費用は雇用主が負担することになる」とも語った。  また、ムスタパ首相府相(経済担当)は3日、外国人出稼ぎ労働者の感染者が多いことを受け、こうした労働者数の削減の検討をしたい旨を明らかにした。「(外国人労働者の感染は)感染拡大の防止に難しい対応を迫られている」と指摘。国内に230万人いる外国人出稼ぎ労働者を減らすことで、マレーシア人の雇用創出につなげていきたいとの考えを示した。ただ、外国人を必要としている業種も一部にはあるため、業種の状況に応じて削減していきたいとも示唆している。
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