卸売・小売の売上高、大幅悪化=コロナのあおりで
2020.05.08 コロナマレーシア統計局が5月8日発表した3月の卸売・小売売上高は、売上金額ベースで前年同期比5.7%減の1032億リンギだった。新型コロナウイルス感染拡大による活動制限令(MCO)の影響を受け、大きく落ち込む結果となった。
サブ指数を見ると、小売業は6.6%減の29億リンギ、卸売業は14億リンギと2.7%減っている。また、自動車が15.3%減の19億リンギと大きく落ち込んだ。
一方、卸売・小売売上高を数量ベースで見ると全体で6.1%減少。うち、小売業は7.5%、卸売業は2.5%それぞれ減ったほか、自動車も14.4%と大きく悪化した。