空港利用者数、前年同期比98.8%減
2020.05.16 経済・現地企業国内の空港を運営するマレーシア・エアポーツ・ホールディングスは5月12日、4月の国内の空港利用者数が前年同期比98・8%減の約13万7000人にとどまったと発表した。活動制限令(MCO)が大きく影響した。
国際線の利用者数は99・3%減の約3万9000人で、国内線利用者数は約9万7000人の98・4%減となった。
また、4月の航空機の離発着数も大幅に減り、合計で91・6%減。国際線と国内線の航空機の離発着はそれぞれ92・9%、90・7%とそれぞれ落ち込んだ。
同社は4月29日からは徐々にフライトが再開されていることから今後も増加していくだろうとしている。また、今月4日からの経済活動再開で、空港内の免税店もオープンしているという。
さらに、衛生面や安全面を重視し、これを機会にネットワーク関連を向上させていくとしている。非接触型セルフサービスカウンターやロボット、生体認証技術などを取り入れて自動化を進めていきたい方針を示した。