セランゴール州で鶏肉不足、価格も高騰-2020/07/05
2020.07.05 経済・現地企業国内取引・消費者省セランゴール州支部は7月4日、同州内で鶏肉が不足し、価格が高騰していると述べた。供給不足を早く解決したい意向も示している。
同支部によると、活動制限令(MCO)が3月に導入されてから、需要が大幅に減ったため、養鶏場は鶏の出荷量を下げていた。3月以前と比べて40%まで減っているという。
しかし、6月から緩和措置が講じられて以降、需要が急激に多くなり、今度は不足気味になっている。ただ、今後は各養鶏場が出荷を増やしているため、近く市場価格は下がって安定するだろうとしている。
連邦農業マーケティング庁(FAMA)の調べで7月4日時点の鶏肉加工品の1キロの小売価格は8・30リンギを記録。他州では同10リンギを超えるところもあり、全国的に価格が高騰している。