ホームマレーシアニュース大手ゴム手袋メーカー 人手不足で生産追いつかず-2020/07/13
大手ゴム手袋メーカー 人手不足で生産追いつかず-2020/07/13

大手ゴム手袋メーカー 人手不足で生産追いつかず-2020/07/13

2020.07.13 経済・現地企業
ゴム手袋製造で世界最大手のトップ・グローブは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場で使用されるゴム手袋の生産が追いつかず、政府に外国人労働者の入国緩和を求めている。
同社はゴム手袋市場の世界シェア26%を占める最大手。年間の生産能力は787億枚に達する。
同社のリム・ウィーチャイ会長は「新型コロナ前の稼働率は80~85%だったが、今はフル稼働以上に動かしている」と述べた。しかし、人手不足が深刻で生産が追いついていないとも指摘している。   入国禁止の措置で外国人を雇えず、現地人の雇用を進めているが、それでも人が足りないという。通常、受注から納品までは10~60日だが、現在は注文を受けても納品は1年後になるという。これを受け、地元紙は先に、同社が従業員に残業を強いている現状を報じた。同会長はこの事実を認め、社内でできる限りの改善を行ったと説明した。   同社はすでに十数億リンギを投資して生産ライン42本を年内に追加して、計700本のラインにする。しかし、人手不足のため、ラインが増えても納期は1年後になるだろうとも述べ、政府に9月までに入国できる措置を講じるよう強く求めている。
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