6月の失業率は4・9%=過去最悪の5月から改善 -2020/08/16
2020.08.16 経済・現地企業マレーシア統計局が発表した雇用統計によると、6月の失業率は4・9%となった。統計開始以来で史上最悪となった今年5月の5・3%と比べると0・4%改善している。6月10日に「回復のための活動制限令(RMCO)」に移行した結果、ほとんどの産業セクターが再開。特にサービス部門での雇用増加が失業率の改善につながった。
失業者数は77万3200人。前月から5万2900人(6・4%)減っている。
就業者数は1499万200人となり、前月から0・7%増えた。これは今年1月以降、前月からの伸びとして最大となっている。