竹製品のカンガー、手袋工場設立へ -2020/08/18
2020.08.18 経済・現地企業竹製品製造大手のカンガー・インターナショナル(康爾国際)は8月14日、セランゴール州イジョックに手袋工場を設立することを明らかにした。投資総額は7700万リンギ。工場の敷地面積は5エーカーで、土地購入額は680万リンギ。工場設立費用は7000万リンギ。
工場の生産ラインは8本で、医療用手袋やニトリル手袋を生産する。1日あたりの生産数などについては明らかにされていない。
新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関での手袋の需要が世界的に高まっていることから。同社はこれを商機と捉え、子会社カンガー・グローブ・マニュファクチュアリングの設立を発表した。この子会社はアラブ首長国連邦(UAE)の投資会社コンステレーション・ホールディングスとの合併で、同社の資本比率は49%で、残りの51%がカンガーが持つ。