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7月の失業率4.7% 前月より改善-2020/09/12
7月の失業率4.7% 前月より改善-2020/09/12
2020.09.12
経済・現地企業
マレーシア統計局は9月11日、7月の失業率が4・7%となったと発表した。6月の失業率は4・9%を記録しており、若干の改善となった。 同局は「回復のための活動制限令(RMCO)の導入以降、ほとんどの経済セクターで就労者が戻って来ている」と述べた。 失業者数は前月比2万8200人減の74万5100人。このうち3カ月未満の失業者数が最も多く、前月比2・9%増の30万7400人。1年以上の失業者数は若干減り、5万7100人となった。 ただ、就業状況をみると、農家の日雇い労働者や市場の業者、フリーランサーといった自営業の就労者数は前月比36万9000人減の238万人となった。自営業者の減少傾向は、今年4月以降続けている。 統計局は「新型コロナウイルス感染者の増加がなければ、今後も経済は回復していくだろう」と述べ、継続的に経済活動が回復、国内旅行が推進されていることから内需が拡大し、雇用機会が増加すると見込んでいる。ただ、下半期は新卒者の就職活動もあることから、従来の業種の就職はより競争力が増すとも指摘。技術革新や人工知能(AI)を導入した自動化による新たな職種は新卒者の選択肢になる可能性があるとも述べた。
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