ホームマレーシアニュースインフィニオン、向こう10年で32億リンギを投資へ-2020/09/15
インフィニオン、向こう10年で32億リンギを投資へ-2020/09/15

インフィニオン、向こう10年で32億リンギを投資へ-2020/09/15

2020.09.15 経済・現地企業
ドイツを拠点とする半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは、マレーシアに対し、2029年までの10年間に32億5000リンギを投資する。視察したムヒディン首相が9月14日に明らかにした。ただ、インフィニオンはこの投資に関する詳細を発表していない。   首相は「この投資を通じて、半導体セクターで集積回路パッケージのような利益率の高いプロセスに向け、インフィニオンがバリューチェーンを加速させる道を切り開いている」と述べ、今後も国内の半導体セクターの牽引役となっていくとの期待感を示した。さらに、「この投資はマレーシアが東南アジア地域のなかの投資先として安定しており、魅力的であることを示している」と述べたうえで、今後もさらに健全な投資環境を作り上げていくと強調した。   マラッカにあるインフィニオンのマレーシア拠点は1973年に設立。主にパワー、ディスクリート、センサー、マイクロエレクトロニクス製品を作る。マラッカ工場では主に組み立ての後工程がある。また、同社はウェーハープロセスの前工程工場をクダ州クリムにもっており、全製造工程がマレーシア内で完結できる半導体企業は同社のみ。従業員数は約9000人を誇る。
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