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最低賃金 1月から月額一律1050リンギに

2018.09.23 経済・現地企業
首相府は5日、来年1月1日から最低賃金を引き上げることを発表した。引き上げ後の賃金は月1050リンギまたは一時間あたり5・05リンギで、マレー半島と東部マレーシアは一律の額となる。
首相府の声明では「急激に引き上げた場合、国の競争力を阻害する他の問題も発生する」として全国賃金協議会(MPGN)の提案を加味して引き上げ額を小さくした。最低賃金については今後徐々に引き上げていくことも明言した。
現行ではマレー半島の月の最低賃金は1000リンギ、サバ州、サラワク州、ラブアン島では同920リンギ。
与党の希望同盟(PH)は公約で最低賃金を1500リンギに引き上げるとしていた。ただ、産業界からの批判も出ていたため、新政権は引き上げ額については関係機関などと協議していた。(Mtown)
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