今年のハラル商品輸出総額 500億リンギ超か
2018.10.12 経済・現地企業 ハラル産業開発公社(HDC)は今年のハラル商品輸出総額が500億リンギを超すと見込んでいる。同社のジャミル・ビディン最高経営責任者(CEO)が同日に明らかにした。『ニュー・ストレーツ・タイムズ』が報じた。
ハラル商品の輸出総額500億リンギは2020年の目標数値だという。
HDCは今年のハラル商品輸出総額を昨年の450億リンギより11%増を見込んでおり、500億リンギを達成する見込みだ。例年、下半期のハラル輸出額が増える傾向にあり、今年もそうなりそうだという。
また、輸出額が目標額に達しそうな勢いであるため、今年12月には新たな目標数値も含めた「ハラル産業マスタープラン2・0」を発表するともCEOは語った。
イスラム開発局(JAKIM)は先に今年のハラル商品輸出額は前年比10%増となると予測。日本や中国などのアジア地域でも需要が伸びていることから大幅増を見込んでいる。(Mtown)