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政府 新最低賃金を見直しを検討へ

2018.10.30 経済・現地企業
 クラセガラン人的資源相は17日、9月に発表した新最低賃金の見直しを検討することを明らかにした。近く閣議で協議のうえ、決定するという。
 同日に国会前で労働組合会議(MTUC)など17団体約200人がわずか50リンギ引き上げの最低賃金引き上げに抗議デモを展開した。MTUC幹部らは同相に抗議書を手渡した。
 新政府は今年5月の総選挙での公約で最低賃金を月額1500リンギに引き上げるとしていたが、急激に引き上げた場合、さまざまな問題が発生するとして徐々に引き上げると説明。現行の1000リンギ(マレー半島)と920リンギ(東部マレーシア)から全国一律1050リンギに1月から引き上げるとしていた。
 最低賃金は2013年に導入され、当初はマレー半島が月額900リンギ、東部マレーシアで同800リンギだったが、2016年に現行の賃金に引き上げられた。(『サンデイリー』17日付)
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