観光分野の人手不足、深刻な状況に
2022.06.13 経済・現地企業ホテルやレストランなど、ホスピタリティ業界における熟練労働者の不足は、バカンス需要が上向きつつある時期に観光業を直撃しており、年末までにさらに悪化する恐れがある。
国内外の観光客は、ランカウイ島、ペナン、ポートディクソン、イポーとマラッカなどといった主要観光地に着実に戻ってきている。
しかし、ホスピタリティ業界の運営側は人手不足に喘いでいる。
例えばペナンでは、ほぼすべてのホテルが毎週ソーシャルメディアや雇用ポータルで求人情報を公開しており、ゲストサービスのマネージャーからエンジニア、技術者まで、10以上の職種に対する求人が行なわれている。
マレーシア政府観光局によると、「観光業はマレーシアの主要な収入源で、コロナ禍以前の2019年には8兆6140億リンギの経済効果を生み出したという。