イスマイル・サブリ首相は6月13日、すべての食料品に変動上限価格を導入すると表明した。同日に行われた経済活動評議会(EAC)で決定された。
導入時期など詳細については明らかにされていないが、貧困層への補助金提供と食糧安全保障を強化するため。高騰する物価に対応する。
首相は上限価格はサプライチェーンの投入コストの変動に応じて改定されると述べた。
また、EACでは食料品の輸入依存度を下げるため、州政府と協力して農業用地の面積の拡大も決定。
各セクターでの労働力不足を補うため、出入国管理局だけでなく、各州でも手続きを行えるようにして外国人雇用のスピードアップを目指すことも合意された。