ホームマレーシアニュース首相 EPFから1万リンギの貯蓄引き出しを許可-2022/03/17

首相 EPFから1万リンギの貯蓄引き出しを許可-2022/03/17

2022.03.17 経済・現地企業
イスマイル・サブリ首相は3月16日、従業員積立基金(EPF)から最大1万リンギを引き出せるようにすると発表した。詳細については別途発表するとしている。   政府はこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年から失業などで資金に困った人がEPFから引き出せる措置を講じていた。その数は734万人に達し、これまでに1010億リンギが引き出されたという。   国内経済は回復方向に向かっているものの、首相は「依然として収入がなく、生活を再建している人たちがいる」として特別に引き出せる措置を講じた説明した。   EPFは定年退職後のために毎月積み立てられるものだが、首相は「絶望的な状況でない限り、引き出さないように」と呼びかけ、定年退職後に資金がなくなるといった事態になる恐れがあるとして憂慮も示している。   政府は昨年12月末にEPFからの引き出しが可能になったことで、貯蓄額が1万リンギ未満になっている加入者が610万人、1000リンギ未満の加入者が360万人に達したと明らかにしている。
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