2月の失業率、4.1％に改善-2022/04/08

マレーシア統計局は4月8日、2022年2月の雇用統計を発表した。完全失業者数は、前月から1.3％減少し、67万1,800人を記録し、引き続き減少している。その結果、2月の失業率は4.1％と1月の4.2％と小幅ながら改善した。
2月の就業者数は、前月比0.3％増の1,573万人となり、引き続き改善傾向にある。また、経済の雇用創出力を示す雇用人口比率は、前月比0.1ポイント上昇の66.3％を記録した。 経済分野別でみると、サービス業の雇用者数の増加は、「飲食サービス業」「卸売・小売業」「運輸・倉庫業」で顕著。同様に、製造業と建設業でも雇用者数は増加している。一方、農業と鉱業・採石業は引き続き減少傾向にある。
2月の労働力人口は、前月比0.2％増の1,640万人。労働力率（LFPR）は69.1％と横ばい。