
カジノのゲンティン「短期的見通しを楽観視」-2022/04/10
カジノやホテルを運営するゲンティン・マレーシアが4月7日に公表した2021年度年次報告書によると、「レジャー・ホスピタリティ産業の短期的見通しについては慎重だが、楽観視している。ただ、コロナ変異種の拡大については警戒を続けている」と記されている。
同社はさらに、「国際的な観光需要の見通しは徐々に改善しつつあるが、コロナ禍をめぐる不確実性が引き続き世界の旅行に逆風となるだろう」と指摘。ただ「世界的にワクチン接種率が向上しており、一部の国でのワクチンパスポートの導入も回復の助けになるだろう」と述べている。
マレーシア事業については、国境の開放が回復をさらに後押しする一方、英国やエジプトでの事業を引き続きを強化していくとしている。