証券市場関係者「ハリラヤ祝日で市場は一休み」

マレーシア証券取引所（ブルサ・マレーシア）は、5月3日までハリラヤ祝日のため、主要指数は狭い範囲での動きとなり、静かな週となりそうだ。
現在の「市場心理」は、米国の金利上昇、原油や穀物など商品価格の上昇、ウクライナ危機などの外部要因に反応している。
また、中国人民銀行と日本銀行が自国経済を支えるために緩和的なスタンスを維持すると予想されることから、欧米との金融政策の相違が今年の世界経済の見通しを曇らせる可能性もあると考えるエコノミストもいる。「こうしたトレンドが今年の国内企業収益にどのように反映されるかは曖昧」との声もある。