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国内の食品価格の高騰 数カ月続く見通し

国内の食品価格の高騰 数カ月続く見通し

2022.05.24 経済・現地企業
MIDFリサーチの経済短信は5月23日、今後数カ月は国内の食品価格の高騰は続くだろうとの見通しを示した。 これは世界的な物価の上昇や国内のサプライチェーンの混乱、マレーシア・リンギ安といったことが背景にあり、食品価格が落ち着くのはまだ先だという。
同リサーチは「マレーシアは食糧の純輸入国であるため、サプライチェーンの世界的な影響に大きくさらされている」と指摘。 ただ、燃料価格は下落傾向にあることからインフレ率は今後安定的に推移していくだろうとも記している。
短信では食品のインフレ率が平均5%に上がったとしても、燃料価格が現在の水準で上限設定されていれば、全体のインフレ率は3.0%以下にとどまるとも予測。 ただ、燃料価格を国際価格と変動させるフロート式を導入して食品のインフレ率が10%に達した場合、全体のインフレ率は8.9%にまで上昇するとも付言した。
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