ホームマレーシアニュース世銀の経済見通し=マレーシアの今年のGDP、5.5%増と予想
世銀の経済見通し=マレーシアの今年のGDP、5.5%増と予想

世銀の経済見通し=マレーシアの今年のGDP、5.5%増と予想

2022.06.09 経済・現地企業
世界銀行は6月7日、世界経済見通しを発表した。
ロシアのウクライナ侵攻により、世界経済活動の後退は加速し、今や2022年のGDP成長率は2.9%に低下すると予想される。
この戦争は一次産品価格の高騰、供給網混乱の悪化、食料不安と貧困の増大、インフレの悪化、さらなる金融引き締め、金融市場の脆弱性の増大、そして政策不確実性の深化を招いた。 成長見通しは様々な下振れリスクを抱える。地政学的緊張の激化、スタグフレーションの逆風の強まり、金融不安の拡大、供給網混乱の継続、そして食料安全保障の悪化などだ。
これらのリスクは、世界規模及び各国レベルでの強力なマクロ経済政策及び構造改革による対応の重要性を強調するものだと指摘している。
東アジア・太平洋地域について、2022年の成長率は4.4%に低下するが、2023年には5.2%へ上昇すると見込んでいる。
マレーシアについては、2021年(速報値)が前年比3.1%、今年はワクチン接種率の上昇で国内需要が改善し、5.5%増と見込むが、2023年は輸出が落ち、財政・金融政策の引き締めで 4.5%増への減速が予想される。
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