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4月の失業率、コロナ禍後で初の4%以下に

4月の失業率、コロナ禍後で初の4%以下に

2022.06.10 経済・現地企業
マレーシア統計局が6月9日発表した2022年4月の雇用統計によると、失業率は3.9%で、前月の4.1%より改善した。新型コロナの流行開始以来、初めて4%を下回った。
失業者数は3月の66万9200人から4月には64万9300人に減少した。
統計局は「ラマダン、ハリ・ラヤ・アイディルフィトリ、国境の再開に伴いビジネス活動が活発化し、観光部門や観光関連産業が恩恵を受けたことが一因だ」と指摘している。サービス部門は雇用の増加傾向を維持し、特に卸売・小売業、食品・飲料、健康・社会福祉産業が好調だ。
また、製造業と建設業でも雇用が増加し、農業では22カ月ぶりに雇用が増加した。
求職中の失業者のうち、58.1%が3ヶ月未満で、1年以上の失業者はわずか7.1%に過ぎない。
4月の労働者数は3月から6万人増えて1,650万人、4月の労働参加率(LFPR)は3月から0.2ポイント増の69.4%となった。
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