4月の鉱工業生産、4.6%上昇
2022.06.10 経済・現地企業マレーシア統計局が6月10日発表した2022年4月の鉱工業生産は、前年同月比で4.6%上昇した。指数の拡大は製造業と電力業が寄与、それぞれ6.2%、1.5%の上昇を記録している。一方、鉱業部門は0.1%減少した。
製造業生産高は前年同月比 6.2%増。3月の6.9%増より減速していうものの依然高い水準にある。
4月の製造業の成長に寄与した主なサブセクターは、電気・電子製品(14.2%増)、木材製品、家具、紙製品、印刷(10.1%増)、非金属鉱物製品、基礎金属、加工金属製品(5.1%増)となっている。
鉱業部門の生産高減少は、原油指数の下落によるもの。ただし、天然ガス指数は0.3%増となった。4月の電力部門生産量は、前年同月比1.5%増となった。