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製造業PMI、6月は50.4に上昇

製造業PMI、6月は50.4に上昇

2022.07.05 経済・現地企業
S&Pグローバル・マレーシア製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は6月に50.4を記録し、5月の50.1から上昇した。製造業の業況改善が若干強まったものの、依然としてまだ小幅であることを示している。
マレーシアの製造業は、今年半ばに全体的な業況がやや早いペースで改善。生産水準は5カ月連続で50を割り込んだが、6月にようやく50を突破。新規受注もわずかながら3カ月連続で50を超えている。
S&P Global Market Intelligenceのクリス・ウィリアムソン・チーフ・ビジネスエコノミストによると、「マレーシアの製造業は第2四半期を安定的に終えた。 しかし、目立った成果はなく、景気回復の勢いも第1四半期の開始時と比べてやや力強さを失っていることが浮き彫りになった」と指摘。 「企業は、輸出売上高の伸び悩みと、生活コストの上昇、特にエネルギーや燃料の価格上昇に対する懸念をあらわにしている」とし、「投入コストと平均販売価格の両方が再び急上昇しており、インフレ圧力が引き続き高まっていることを示唆している」と述べている。
一方、一部の供給制約や、産業界の価格上昇圧力の両方が緩和の傾向にあるものの、世界を取り巻くエネルギー価格の上昇と食糧の供給不足がますます懸念材料になっている。
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