立ち往生の「ハッジ」旅行団、払戻し受領へ
2022.07.09 経済・現地企業クアラルンプール国際空港(KLIA)で、ハッジ巡礼に行く予定だった旅行者約380人が足止めを食らっていたトラブルについて、観光・芸術・文化省(MOTAC)は7月8日、段階的に払い戻しが行われ、パスポートも返却されるとの見通しを示した。
このトラブルをめぐっては、ハッジ巡礼に行く予定だった旅行者約380人が「正式な手続きを通さずに巡礼を行えるからとして、プライベートハッジビザを発行された」とする旅行代理店の説明を鵜呑みにしていたもののの、結果としてその代理店に騙され、足止めを食らっていることが発覚したもの。
MOTACによる説明では、「関係する旅行代理店の代表から7日にKLIAで行われた会議において、この問題が伝えられた」としている。一方、払戻しが得られない顧客は、警察署に被害届を出すようにと促している。