マリンド・エア、バティック・エアにブランド名変更

　インドネシアの格安航空会社（LCC）ライオン・エア傘下のマリンド・エアは、今後、マレーシアでバティック・エアのブランド名で運航することとなった。
　7月11日、ウィー・カーション運輸相が臨席する中、ボーイング737MAX8の導入決定の発表と同時に、ブランド変更の式典を行った。
　ウィー運輸相はスピーチの中で、バティック・エアへのブランド再構築、マレーシア国内およびアジア太平洋地域での同社の競争力のあるサービス提供について期待感を示した。
　今回のブランド変更により、マリンド・エアが持つ機材はバティック・エアへと移籍。バティック・エアはマレーシアで737MAXシリーズを運航する唯一の航空会社となった。
　ライオン・エアの737MAXをめぐっては2018年10月、ジャカルタのスカルノハッタ空港を離陸直後に墜落。その後、事故原因を究明を行なった結果、全世界を飛ぶMAXシリーズすべての機体が長期にわたって安全性確保のためにフライトが禁止されていた。