マレーシア統計局は7月22日、2022年6月のインフレ率が前
年同月比3.4%上昇したと発表した。
うち、食品が6.1%上昇、
同月のインフレ率上昇の主な要因となっている。一方、
通信を除く他の項目も上昇を記録している。運輸は5.4%
上昇したほか、レストラン&ホテルが5.0%、家具・家財道具・
定期的家事メンテナンスが3.4%、雑品&サービスと、
レクリエーションサービス&文化が共に2.2%
いずれも増加している。
なお、前月比では0.6%上昇した。
6月の燃料を除いたインフレ率は、前年同月比3.2%上昇した。
一方、
生鮮食品などの変動しやすい品目と政府による物価統制価格の商品
を除いた「コア・インフレ率」は、前年同月比で3.0%
の上昇を記録。分野別では食品・非アルコール飲料グループで5.
6%だった。