アエル・スランゴール、家庭用以外の水道料金を値上げ
2022.07.30 経済・現地企業水道事業のアエル・スランゴールは8月1日から、礼拝所、船舶など家庭用以外の水道料金を1立方メートル当たり平均20セン値上げする。
商業・工業用途を含む非家庭用(0~35立方メートル)では、2.07リンギから2.62リンギに引き上げられる他、使用量が35立方メートルを超える場合は、2.28リンギから2.86リンギとなる。
スランゴール州のインフラ・公共施設・農業近代化・農業関連産業常任委員会のイザム・ハシム委員長は、「値上げ幅はまだ小さい」とする一方、「一般消費者を値上げに巻き込むものではない」と述べた。「水道料金の調整が、特に水管理会社の事業の継続と存続を確保するための高額な資本支出という観点から、水道事業の助けになることを期待する」と指摘。30年間で300億リンギに達する資本支出に加え、パイプ交換に年間約1億5,000万リンギのコストがかかっているという。