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7月の製造業PMI、50.6に上昇

7月の製造業PMI、50.6に上昇

2022.08.08 経済・現地企業
2022年7月のS&Pグローバル・マレーシア製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は、50.6に上昇した。
生産水準の再上昇に後押しされ、 6月の50.4から0.2ポイント上昇、2021年12月以来の拡大となり、景気判断の分岐点となる50を引き続き上回っている。
東南アジアの製造業PMIは、ほとんどが低下する中、マレーシアは引き続き好調だ。
調査対象企業は新規受注の増加が生産の押し上げにつながったと報告。
しかし一部の企業は、「原材料価格が高止まりし、供給制約が続いており、より強い回復を妨げている」とコメントした。
S&Pグローバルの首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、「輸出需要の減少、持続的な供給制約、価格上昇という逆風に企業が苦しんでおり、業況は改善しているものの厳しい状況が続いている」と指摘する一方、「7月は今年に入ってから最も生産が伸びた月であり、これはコロナ禍の影響が薄れ、製造業の回復を一部反映している」と述べている。
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