7月の貿易額、輸出入額ともに最高額を達成

マレーシア外国貿易開発公社（MATRADE）が発表した2022年7月の貿易統計によると、貿易高は前年同月比39.8％増の2526億5,000万リンギとなり、18カ月連続で2けたの伸びを記録した。
輸出は38.0％増の1,340億7,000万リンギで、12カ月連続の2ケタ増となった。輸入は41.9％増の1,158億8,000万リンギ、貿易黒字は14.3％増の154億9,000万リンギに拡大した。その結果、貿易収支は14.3％増の154億9,000万リンギと拡大した。
貿易高、輸出入高ともに7月の月間最高額を記録している。
輸出の伸びは電気・電子製品(E&E)、石油製品、液化天然ガス（LNG）の需要増に牽引されたもの。主要貿易相手国であるASEAN、米国、欧州連合（EU）、日本への輸出はいずれも2桁の伸びを記録した。月間の輸出額で最も多かったのはASEAN向けだった。
なお、前月と比べると、貿易額、輸出額、輸入額、貿易黒字がいずれも6.5％、8.2％、4.5％、29.1％減少している。