国際ハラルショーケース、”リアル”で開催は3年ぶり
2022.09.08 経済・現地企業マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)が主催する世界最大級のハラル産業向け展覧会「第18回国際ハラルショーケース(MIHAS)2022」が9月7日、マレーシア国際貿易展示場(MITAC)で開幕した。会期は10日まで、国内外の関連企業にとって強力なネットワーキングの場となることが期待されている。
イスラム社会でMIHASは「世界で最も著名で長い歴史を持つ」ハラルビジネスイベントのひとつとされる。過去2年間はオンラインを用いた方法などで実施されたりもしたが、リアル開催は3年ぶりのことだ。国内外のバイヤー、起業家、小売業者、ブランド、研究者などが参加する。世界各国から約400社の企業が出展している。
MATRADEによると、今年は食品、医薬品、eコマース、メディア・娯楽、イスラム金融、モードファッション、パーソナルケア・化粧品、ムスリムフレンドリーツーリズム、イスラム芸術・文化など13のクラスターが設けられているという。
なお、この催しにはJETROがブース出展している。日系サプライヤーと共にマレーシアの食品市場のニーズの高い食品や調味料などを展示している。