2021年のハラル製品輸出額　前年比19％増

通産省のリム・バンホン副大臣は9月8日、2021年のハラル製品の輸出額が363億リンギに達し、前年比19％増になったことを明らかにした。第18回マレーシア国際ハラル展示会（MIHAS）での開会スピーチで述べた。
同副大臣はマレーシアが今年3月に地域的な包括的経済連携（RCEP）を批准したことを受け、ハラル産業もアジア太平洋地域でさらに成長する見込みがあると指摘した。RCEPは中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドや東南アジア諸国連合（ASEAN）の15か国が参加する協定。ハラル産業の可能性を多様化する上でこの協定は絶好の機会となるとも話し、今年のハラル輸出額のさらなる増加を見込む。