観光業のGDPへの貢献度 21年は12.8%
2022.09.30 経済・現地企業マレーシア統計局は、マレーシアにおける「観光業の総付加価値」(GVATI)は2021年に1979億リンギを生み出し、国内総生産(GDP)のうち12.8%の貢献をしていることが明らかになった。ただし2020年の14.1%からは割合が減っている。
GVATIは、観光産業の総生産量と総中間消費量の差を指す。
統計局によると観光業での雇用は2021年に352万人に達し、マレーシアの雇用全体の23.4%に達している。
さらに、観光の持続可能性を測る主な指標の1つ、観光直接国内総生産(TDGDP)は、2020年からさらに53.8%減って131億リンギにとどまった。
なお、インバウンド客による国内での観光支出は、コロナ禍の影響で外国人観光客が減少したことで、前年比96.6%減の4億7000万リンギにとどまった。