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LNG向けパイプラインが破損 ペトロナスが不可抗力宣言

LNG向けパイプラインが破損 ペトロナスが不可抗力宣言

2022.10.06 経済・現地企業
国営石油のペトロナスはこのほど、液化天然ガス(LNG)向けパイプラインが破損して漏洩しているため、不可抗力を宣言したようだ。地元紙が報じた。
報道によると、サバ州とサラワク州のパイプラインが9月21日に破損して流出。不測の事態で契約の義務を果たせなくなった場合に不可抗力を宣言できる。事態は深刻のようで、同社は宣言を発して海外への出荷をキャンセルできるようになった。
マレーシアから日本へのLNGの輸出量は2021年に875万トン。日本のLNG輸入量全体の14%を占め、サラワク州からの輸出が最も多い。世界最大級のLNG基地もあり、日系企業も出資している。
日本政府は先にペトロナスと危機時の相互協力について今後検討していくことで合意していた。
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