マレーシアLNG、ガス供給を削減も
2022.10.09 経済・現地企業国営石油ガス大手ペトロナスは、9月21日に発生したサバ・サラワク・ガスパイプラインでの漏えい発生を受け、同社が手掛ける液化天然ガス(LNG)の販売について、事前に契約された量の供給義務を免れる「不可抗力条項」(フォースマジュール)を宣言した。
マレーシアLNGプロジェクトにペトロナス、サラワク州政府等と共同出資する三菱商事が発表したとしてロイター通信などが伝えた。
これを受けてマレーシアLNGも販売先に対し不可抗力条項を宣言している。
同ガス田はサラワク州中央部のビントゥルにあり、世界最大級のLNG積み出し基地ともなっている。
対象となる期間や削減数量については現在精査中。