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10月のインフレ率、2ヶ月連続で減速

10月のインフレ率、2ヶ月連続で減速

2022.11.27 経済・現地企業
マレーシア統計局が11月25日発表した10月のインフレ率(CPI)は、前年同月比4%上昇となった。9月は4.5%上昇で、これで2カ月連続で減速している。主にガソリンRON97の価格の下落が原因となっている。
エコノミストは、「コアインフレの上昇圧力は当面続き、さらなる利上げの可能性が高まる」と見る一方、「2023年にはインフレが軟化する」と予測している。
コアインフレ率の上昇基調は現時点では弱まる気配がなく、年初来のCPIは前年同期比2.8%上昇だが、中銀のバンク・ネガラ・マレーシア(BNM)の2022年通年予想の平均値である2~3%の上限に近い。これにより、賃金上昇を伴う景気回復で仕入価格上昇圧力の持続を示している。
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