ジョホール州 2027年までにココナッツ農園を拡大へ
2022.12.09 経済・現地企業ジョホール州政府は12月8日、2027年までに1325ヘクタールのココナッツ農園を開発することを明らかにした。農業・奉行基盤産業・農村開発委員会のザハリ・サリプ委員長(州の閣僚に相当)が述べた。
同州は国内最大のココナッツ生産地で、現在のココナッツ農園は1万2151ヘクタールで、2021年の生産量は11万8278トン。約1万人の起業家が従事しているという。州内のココナッツの推定需要量は年間10万5000トンで、州内では十分に自給自足ができている。
一方、マレーシア国全体でのココナッツの自給率は66.6%にとどまっている。このため、同州政府はこの自給率を上げるために州内の栽培面積を拡大したい方針。国有地での栽培も可能とするよう連邦政府に申請すると同委員長は語った。