12月の製造業PMI 47.8にとどまる
2023.01.08 経済・現地企業英国のビジネス調査会社S&Pグローバルは1月3日、2022年12月のマレーシア製造業購買担当者指数(PMI、季節調整済み)は47.8となり、11月の47.9から低下。引き続き、景気の分水嶺となる50.0 を下回る結果となった。
顧客需要の低迷が生産高と受注高の持続的な減少につながった上、それに伴い、仕入れ資材の購入量を減らし、在庫水準も下方修正した。一方、受注残は過去最速のスピードで減少した。
一方で、コスト圧力と供給圧力の両方が緩和されたことで、いくつかの明るい材料が得られたという。
22年第4四半期の平均48.1は、マレーシアのGDPが前年同期比約5%の伸びとなると予想。第3四半期の状況からの勢いが失われる格好となっている。