ホームマレーシアニュースアフリカ豚熱発生は「災害」=ペナン州首相
アフリカ豚熱発生は「災害」=ペナン州首相

アフリカ豚熱発生は「災害」=ペナン州首相

2023.01.14 経済・現地企業
ペナン州では、州内2つの地区の5つの養豚場でアフリカ豚熱(ASF)感染が広がっている。チョウ・コン・ヨー同州首相は、現状についてこれを「災害」と宣言した。
ASFの感染が広がっている養豚場は南スブラン・プライ地区と中央スブラン・プライ地区にあるという。
最初に ASF が報告された養豚場のブタ929匹はすでに殺処分された。
昨年9月には、ペラ州ケリアン地区の2つの養豚場でASFが発生している。
ASFは家畜や野生の豚・イノシシに対する感染力の強いウイルス性の病気で、死亡率は100%に達することもある。国際獣疫事務局によると、近年ASFは食肉産業にとって大きな危機となっており、世界のいくつかの地域に影響を及ぼしているということだ。
この病気は人間には危険を及ぼさないが、豚の個体数と食肉業界に壊滅的な影響を与える可能性がある。
なお、現在のところASFに対する有効なワクチンはない。ちなみに日本で発生している豚熱(CSF)とは、全く別の病気だ。
Tweet Share
鉱工業生産、11月は4.8%上昇
KLで「東京オートサロン」実施決定=6月開催

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア