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マレーシアが「最高」評価に、米研究所の投資先魅力調査で

マレーシアが「最高」評価に、米研究所の投資先魅力調査で

2023.03.30 経済・現地企業
マレーシア投資開発庁(MIDA)はこのほど、日本の企業家らに対し、マレーシアへの投資を促すPRレターを作成し、プレスリリースとして公開した。
これは米国カリフォルニア州を拠点とするシンクタンクのミルケン・インスティチュートがマレーシアに対し、「東南アジアで最も魅力のある海外直接投資(FDI)先として最高ランクの評価」を評したことに合わせて行われた。
プレスリリースでMIDAは、マレーシアについて「ASEANの心臓部に位置、事業の成長とグローバル化において魅力的な投資先としてあり続けている」と説明。
これまでにビジネスに有利な地理的条件、豊富な天然資源、熟練した労働力に恵まれている。
数多くの政府支援とともに急速に発展するデジタル環境の機会を積極的につかむことによって、マレーシアはグローバル企業の知識パートナー及び域内拠点として、強力な基盤を築いてきた、と優位点を掲げる。
「過去50年間の継続的な対内直接投資によってマレーシアの経済は急成長した。この実績がマレーシアの輸出志向型の成長戦略に拍車をかけ、国内における社会経済的変革を促した」としている。
ミルケン・インスティテュートによる最高ランクの評価を受けたことについて、「マレーシアの高価値で知識集約型の投資を呼び込む実力に対する投資家の確固たる自信と信頼を裏付ける証」だと分析する。
マレーシアへのFDI流入は2022年に総額2,646億リンギを記録した。
プロジェクト数は4,454件、14万人超の新規雇用が創出されたという。
日本からの投資認可額は114億リンギで、中国、アメリカ、オランダ、シンガポールに次いて世界第5位となった。
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