中国の海格客車、マレーシアで初のEVバンを販売

中国のバス製造大手の海格客車（Higer Bus、本社・江蘇省蘇州市）は、マレーシアの販売会社GVTを通して商用電気バン「Go Auto-Higer Ace E1」を販売する。
海格によるマレーシア市場での販売はこれが初めて。
このバンの定員は15人。
1回の充電で最大300kmの走行が可能。
満充電には60kWのDCパワーチャージャーを使用し、75分かかる。
貨物用と乗用の2種類での展開となる。
バッテリーには、マレーシア電池製造最大手CATLのリチウムイオン電池を採用。
充電口は通称欧州方式とされる急速充電用の「CCS2」と普通充電用「Type-2」を採用している。
サイズは、全幅1,880mm、全高2,335mm、全長5,380mmで、ホイールベースは3,110mm。
GVTは、この車両をパハン大学（UMP）に2台、国営電力テナガ・ナショナル（TNB）に4台それぞれ納入する予定。