MITI、テスラに急速充電器50基設置を義務付け
2023.04.21 経済・現地企業テンク・ザフルル国際貿易産業相によると、マレーシアは米電気自動車(EV)製造大手テスラ(本社・テキサス州オースティン)に対して、3年以内に少なくとも50台の急速充電器「スーパーチャージャー」を設置することがマレーシア進出の要件に含まれていると述べた。
国際貿易産業省(MITI)は3月に同社の申請を承認しており、スーパーチャージャーのうち少なくとも3割の充電拠点で他のEV車メーカーが利用できることも条件だとしている。
現在、世界中には4万5,000基以上のスーパーチャージャーがあり、隣国のシンガポールに9か所、タイのバンコク周辺にも3か所展開している。
大半の充電ポイントでは1か所あたり少なくとも3基のスーパーチャージャーを設置。バンコクのセントラルワールドはスーパーチャージャーが9基設置されているところもある。
なお、国営石油ペトロナス傘下のジェンタリ(Gentari)は4月時点で26か所の充電拠点を運営している。