MATRADEの3月貿易統計、貿易黒字が同月として過去最高額

マレーシア外国貿易開発公社（MATRADE）が発表した2023年3月の貿易統計によると、貿易黒字が同月として過去最高額を記録した。

2020年5月以来35か月連続で貿易黒字となっている。

輸出額は前年同月比1.4％減の1297億1000万リンギ、輸入額は1.8％減の1030億1000万リンギとなり、この結果、貿易黒字は266億9000万リンギとなった。

貿易黒字が拡大する一方、貿易額は1.6％減の2327億2000万リンギとなった。

前月と比較すると、貿易額は13.5%、輸出額は15.5%、輸入額は11.1%、貿易黒字は36.4%の増加と2桁成長を記録した。

輸出は、石油製品や機械・設備部品、輸送用機器、液化天然ガス（LNG）の輸出増により拡大した。

また、2023年第1四半期（Q1）の貿易統計によると、貿易額、輸出額、輸入額が同期間として過去最高額を記録した。

前年同期比と比べると、貿易額は3.2％増の6448億7000万RMリンギ、輸出額は2.8％増の3546億3000万リンギ、輸入額は3.7％増の2902億4000万リンギに拡大した。

貿易黒字は1％減の643億9000万リンギにとどまった。