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2023年4月のS&Pグローバル・マレーシア製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は48.8となり、3月から横ばいと、景気の分水嶺となる50.0を下回っている。
業況は引き続き厳しい局面にあることを示す格好となった。
しかし、PMIは昨年9月以降で最も高い水準にあり、今年に入ってから景況感がいくらか回復していることを示唆している。
S&Pグローバルは、「GDP成長率が2022年最終四半期と同様の水準で推移していることに加え、鉱工業生産指数が前年同期比で緩やかに改善していることを、最新のPMI測定値が示唆している」と述べた。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミックディレクター、アンドリュー・ハーカーは、今回の結果について「製造業における需要状況が引き続き低迷していることを示唆しているものの、データは公式数値が示す上向きな状況と一致している」と指摘。
その上で、「最新の調査からは、いくつかのポジティブな兆候が見られる」とし、輸出需要が増加し、全体的な需要環境がまもなく強化され始めることを示す初期信号となることを期待すると述べている。