3月の失業率、3.5％＝引き続き良好

マレーシア統計局が発表した2023年3月の雇用統計によると、失業率は3.5％となり、前月から横ばいとなった。

コロナ禍前の最低だった2020年2月の3.3％を0.2ポイント上回る水準にとどまっている。

雇用者数は増加傾向にあり、3月は前月から0.2%増加し、1,622万人となった。

経済セクター別の雇用状況をみると、サービス業の雇用者数が引き続き増加し、卸売・小売業、飲食サービス業、管理・支援サービス業が顕著な伸びを示した。

製造業、建設業、鉱業・採石業、農業の各分野においても、同様の雇用動向が見られる。

失業者数は引き続き減少し、前月から0.5％減の58万8700人。

就業者数は1681万人と前月から3万500人増えた。

3月の労働力人口は、前月比0.2％増の1,676万人。労働力率は2月から横ばいの69.9％となった。