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マレーシア政府観光局は、2024年の外国人観光客数が2730万人に到達する見通しを明らかにした。政府のチャーター便への補助金やビザ自由化プログラム、海外での観光プロモーション活動の増加などが影響しているとみられる。2月11日付の国営ベルナマ通信が伝えた。
アンマル・アブドゥル・ガパー局長によると、2023年の外国人観光客数は2000万人以上となり、目標の1910万人を超えた。
局長は「チャーター便への補助金はマレーシアへのフライト頻度を増やすために非常に重要」とし、今後も運航を奨励する取り組みに力を入れていくと強調。さらに特別な国際チャーター便への補助金については「フライトの頻度、新規路線の追加、チャーター便の利用など多くの条件に基づいて決定される」と述べた。
今年1月以降、マレーシアへのチャーター便が約40便増加。2023年12月1日からは政府が中国とインドの国籍保有者に対してビザなし入国を許可したことで、中国からの観光客数が大幅に増えたという。
さらに同局長は「Trip.comは、2024年の旧正月のマレーシアへのインバウンド旅行が前年に比べて53.9%増加すると報告している」と話し、マレーシア政府観光局は中国から毎月約20万人の観光客の到着を目標にしていると付け加えた。