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クラン港は、シンガポールでの海上混雑に伴う待機時間の長期化を回避するため、マレーシアに迂回されるコンテナ船や貿易船の受け入れに対応できる準備を整えている。
ポートクラン公社(PKA)の幹部は「バース利用率が非常に高いものの、船舶のターンアラウンドタイムは遅延なく良好」と説明。その上で「クラン港は混雑しておらず、外泊地に待機しているコンテナ船12隻の処理に12時間から24時間以上かかることはない」と述べている。
一方、海運事情に詳しいアナリストは、「アジアで最も忙しい主要航路の港湾混雑が8月まで続く」と予測している。紅海沿岸諸国の政情不安定により、多くの船会社がスエズ運河ではなく喜望峰を使用するなど、航路を変更せざるを得ない状況である。