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格安航空会社(LCC)エアアジア・グループなどの持ち株会社キャピタルA の最高経営責任者(CEO)で、同LCCの創始者であるトニー・フェルナンデス氏は、7月19日に起きた世界的なIT障害によりグループ各社が被害を受けた件について、「関係者が補償を提供すべき」と述べた。
「エアアジアは原則として、何か間違ったことをした場合には補償しなければならない。他の航空会社や他の企業も多大な損失を被った。IT障害の原因を引き起こした会社は我々に補償を提供すべきで、今はその対応を待たなければならない」と述べた。
複数の国で19日から20日にかけ、航空会社、銀行、メディアチャンネル、病院などの主要機関が、米サイバーセキュリティ技術企業CrowdStrikeに関連するグローバルIT障害の影響を受けたと報告された。CrowdStrikeは、エンドポイント保護、脅威インテリジェンス、サイバー攻撃対応サービスを提供している。
フェルナンデスCEOは20日、LinkedIn投稿で、「グローバルIT障害により航空会社が数百万ドルの収益を失い、システム障害によって人々の生活に混乱が生じた」と述べ、今回の事件によりエアアジアが受けた損失として、4便の国内線フライトのキャンセル、IT混乱を知った乗客の旅行取り止めによる減収を挙げた。