スーパー・ビレッジグローサー、レジ袋の配布を終了-2021/02/26

スーパーマーケットチェーン「ビレッジ・グローサー」は２月22日、クランバレー首都圏およびジョホール州にある店舗でのレジ袋配布を終了した。同チェーンのウェブサイトでは、15日からの配布終了がうたわれていたが、これが１週遅れで実施された格好となった。
同チェーンを運営するザ・フード・パーベイヤーは、２０２３年中にプラスチックの使用を止める計画に沿ったものと説明。顧客にはエコバックの利用を求めるとしている。この取り組みにより、同チェーンでは年末までに約３０００万袋のレジ袋やポリ袋等の削減を目指す。
世界自然保護基金（ＷＷＦ）による調査によれば、マレーシア人のポリ袋などのプラスチック消費量は年間で１人当たり16・78キロに達しており、これはＡＳＥＡＮ10カ国で最大となっているという。また、マレーシアプラスチック製造協会（ＭＰＭＡ）は国民の平均的なポリ袋使用数は年間３００枚に達するとしている。